最後のお別れであるペット火葬は絶対に後悔したくない!失敗しないコツや基本を徹底解説!

当サイトでは、ペットのお葬式の中でも最期のお別れになる火葬について役立つ情報を徹底解説しており、絶対に後悔はしたくない失敗しないためのペット火葬のコツや基本についてご紹介することにしましょう。
人間の火葬のときには喪服を着るけれどもペットのときも喪服を着るべきなのか、ペットのお葬式に来て貰う参列者はどのように決めるべきなのか、お葬式を行う前には色々な疑問や不安がつきものです。
ここでは、このような疑問の解決に役立てることができる情報もご紹介してあります。

最後のお別れであるペット火葬は絶対に後悔したくない!失敗しないコツや基本を徹底解説!

ペット火葬は、人間と同じように火葬を行い骨上げを行ってから骨壺にそれを入れて安置するやり方がありますが、これは個別火葬で行うことができるやり方です。
しかし、費用を少しでも抑えたいとなったときには他の動物と一緒に火葬を行う合同火葬もあるのですが、このようなペット火葬の場合は他の動物も一緒に火葬処理を行うため骨上げなどができない、後から後悔しないためにもペット火葬の種類やそれぞれの特徴についてしっかり把握しておきましょう。

まずはペット火葬でやることを確認しておこう

ペットが自宅で死んでしまったとき、最初に行うことはかかりつけの獣医さんに連絡をして死亡の確認、医師による死亡診断があったときには死後硬直が起きる前に体を丸めるなどしてから、身体を清めてあげる冷却するなどが必要になって来ます。
ここまで行っておけば後はペット火葬の依頼先を見つけて連絡する流れになって来ますが、ペット火葬でやることは何があるのか整理することも重要です。
基本的に、ペット葬儀を専門にしている会社に連絡することで何をすべきかアドバイスを受けることができるのですが、その前に自分なりに調べておくのも安心に繋がって来ます。
ペット火葬で持って行くものや服装など色々なことを体験することになるわけですが、ペット火葬までは死亡してから夏時期なら3日前後、冬場ならば5日前後が目安になるので急いでペット葬儀の会社を決める必要はありませんし、いくつかの葬儀会社を比較すること、口コミ評判などを使って信頼できる会社を選ぶこともやることの一つです。

ペット火葬の準備は入念にしておく

一緒に暮らしてきたペットが亡くなってしまったとき、ほとんどの人は悲しみで何からすればいいのか動けなくなってしまったり、混乱してしまうのではないでしょうか。
家族同様の存在だからこそ、しっかりと最後まで責任を持って見送ることが大切です。
最近は衛生的な観点からペット火葬を選択する人が多いといいます。
火葬をする際は、ペットが大好きだったおやつやご飯、そして花やおもちゃなども一緒に添えることができます。
しかし、色の濃い花や金属を使ったおもちゃや首輪などは火葬に悪影響なので、入れないように注意することが必要です。
棺に入れることができる量は限られているので、何を入れるかは事前に考えておいたほうがよいでしょう。
大好きなペットに今までの感謝の気持ちを込めて、後悔をすることのないように葬儀の流れやペット火葬の準備は入念に行っておくことが重要です。
分からないことなどがあれば、無料相談を行っている葬儀社に相談をしてみるのもよいです。

ペット火葬の平均的な費用をチェックしよう

ペットを飼育している中で最後のお別れを迎えた時、ペット火葬を希望する飼い主は多くいます。
実際に火葬を行い遺骨にすることで、家族と同様に供養を希望する飼い主が多いのが理由です。
実際にペット火葬を専門に行っている業者や霊園などは多くあるので、利用できるプランなども踏まえて事前に確認しておくと安心です。
実際に火葬の利用を検討していて気になるのが費用ですが、ある程度の平均や相場を把握しておくようにします。
小動物などは8千円から2万円前後が多く、小型犬から中型犬になると2万円から4万円前後費用が必要となります。
大型犬になると4万円から場合によっては6万円以上の料金が必要になる事も多いです。
金額自体に差があるのは火葬するペットの個体差の他に、利用するプランによっても料金は大きく異なります。
合同葬や個別葬の他、個別立ち会いといったプランの違いがあります。
これらのポイントを把握した上で、予算をある程度決めておくこともポイントの1つです。

ペット火葬の時間はどれくらいかかるの?

人は亡くなると最後のお別れとして葬儀を行いますが、最近ではペットも家族の一員として亡くなるとペット火葬を利用する家庭も増えてきています。
実際に利用する家庭が増えていると同時に、様々なペット火葬を希望する買主は多いです。
実際に火葬を利用する際に気になるのが時間ですが、これは火葬するペットの個体の大きさによって差がある事を理解しておく事が重要となります。
まず2キロ以内となるハムスターや小動物の場合は、平均すると30分程が必要です。
3キロ程度となるウサギや小型犬などの場合は、火葬にかかる時間は50分程となります。
5キロから10キロだと小型犬や中型犬などが該当しますが、平均すると75分程度が必要です。
10キロから25キロの中型犬から大型犬になると、90分から100分ほど要します。
25キロ以上の大型犬になると120分から180分と長くなり、火葬する個体の大きさによって火葬にかかる長さは変わることを把握しておく事がポイントです。

ペット火葬にも人間と同じように香典ってあるの?

人間の葬儀では参列する場合に香典を持参するのが一般的ですが、ペット火葬の場合は基本的には持参する必要はありません。
無理やり持参をするのは、飼い主が困惑したり、気を遣ってしまう可能性があるので避けるべきです。
かわりに、花やお菓子といったお供え物としてふさわしい物を持っていくと良いでしょう。
しかし、亡くなったペットと生前に交流があった場合など、参列するペット火葬によっては香典を渡したいケースが出てくるかもしれません。
お悔やみの意味をこめて金品を渡す場合、いくら用意すれば良いかが悩みどころですが、人間の葬儀に参列するときのように多額にする必要はありません。
あまりにも多額にすると、渡される側に気を遣わせてしまうことになるからです。
ペット火葬の参列者が飼い主にお悔やみの意味で渡すお金の相場は3,000~5,000円程度といわれているので、この金額帯を基本にして、飼い主や亡くなったペットとの関係の近さを考慮して出す金額を決めるとよいでしょう。

悪質なペット火葬業者の見分け方とは?

ペット火葬業者に依頼したけれども火葬を始めた段階で高額請求種を受け取った、中には人間のお葬式とあまり変わらない100万円近い金額を請求されてしまう払わないと火葬を途中で止めるなどのように脅された、このようなトラブルは実際に存在しているといいます。
ネットを使うことで悪質な会社がどのような手口で高額請求を行っていたのか分かるわけですが、悪質なペット火葬業者の見極め方には所在地および連絡先がしっかり明記されていること、火葬炉の設備が整っていること、自社での運営が行われていることなど3つのポイントをチェックすることで回避ができます。
チラシ広告などがしっかり作成してあっても、必ずホームページにアクセスを行って会社の所在地や電話番号、メールアドレスなどの記載の有無や対応可能時間などの情報をチェックしておきます。
仮に、訪問火葬だけを行っている場合でも、運営会社の情報が記載してあるわけですからその情報を基に信頼できるのか否かの確認も大切です。

ペット火葬後の遺骨はどうするの?

人間は古くから動物と寝食を共にしていた歴史がありますが、その目的は番犬や害獣駆除といった人間の生活の助けになることを目的にした飼育です。
また、以前であれば自己所有の土地を持っている場合が多かったので、寿命が短い動物が死亡すると飼い主が所有している土地に土葬するというのが一般的であり、現在でも自己所有の土地に動物を土葬することは認められています。
ただし、現在のように賃貸物件で暮らす世帯が増えると土葬ができないため、ペットが死亡するとペット火葬で対応するようになりました。
ペット火葬は人間の火葬と同じように焼却して遺骨の状態にした後、それを飼い主に返却することになります。
返却後は飼い主が安置場所を決めることができるので、専用の納骨堂を利用してもいいのですが、実際は飼い主の居住する住居内に安置するケースが多くなっています。
動物の場合は体型が小さいので遺骨になると場所を取らないので室内でも簡単に置けますし、ペット用の骨壺は装飾を施していることもあり、室内にあっても違和感が無いようになっています。
また、最大の理由に最愛のペットといつまでも一緒にいたいという飼い主の心理があり、死後も近くにいることで安心感を与えてくれるのは間違いありません。

ペット火葬はどんな動物でも可能なの?

ペット火葬業者に亡くなったペットの火葬を依頼するときに、本当に引き受けてくれるのかどうかは気になるところです。
ペット火葬業者に依頼することができるペットの種類は、その業者に直接問い合わせたり、公式Webサイトを閲覧することで知ることができますが、基本的にはペットショップで購入できるような動物についてはほぼ全て取り扱えると考えて問題はありません。
このため、ペット火葬業者選びにおいて、取り扱える動物の種類が依頼先選びの決め手となることはないでしょう。
一方で、動物の中には条約で輸入や飼育が禁止されているものが存在します。
もし、そんな動物を飼っていた場合、条約が適用される前から飼っていたペットであれば、亡くなってしまったときに他の動物と同じようにペット火葬業者に頼むことができる可能性があり、業者も罪に問われることはありません。
火葬してくれるかどうかがわからないのであれば、業者に問い合わせて確認してみましょう。

ペット火葬にもお坊さんは来るの?

ペット火葬とは飼っていた動物が死亡した場合に人間のように焼却し、遺骨の状態にして自宅などに安置することを言います。
ペットの場合は私有地を所持していれば適切に処置することで土葬が可能ですが、集合住宅のような賃貸物件で動物を飼育する人が増えたことから、土葬以外の方法で火葬が選択されたという事情があります。
ペット火葬は動物の骨格が人間と比較すると脆く、人間用の火葬場で焼却すると遺骨を残しにくいという理由から専用の火葬施設が設けられました。
基本的に方法は人間の場合と遜色はありませんが、参列者の服装はそこまで徹底されていないことから、礼服以外の普段着でも問題はありません。
また、ペット火葬と提携している寺などからお坊さんを呼ぶこともでき、法要を行ってもらうこともできます。
ペット火葬で法要を行う場合の注意点は、すべての寺社が対応しているわけではないということです。
これはその寺社の方針や宗教的な関係から行わなないのであり、動物が対象になっているからという差別的な理由では無いので、お坊さんを葬儀に呼びたい場合は事前に確認するようにしてください。

ペット火葬をすることで得られるメリット

ペット火葬をすると、遺骨の状態になることがメリットです。
なぜなら、日本ではペットを土葬する際、公共の場に埋めないこと、水質汚染する可能性がある場所に埋めないことをルールとして定めています。
ルール違反した場合、廃棄物処理法違反です。
しかし、ペット火葬にすることでペットは遺骨となり、様々な供養方法を選択できるようになります。
例えば、自宅で供養もできますし、合同供養やお墓を作って供養することも可能です。
また、火葬するとペットの肉体が骨以外はなくなるため、気持ちを切り替えるきっかけになります。
愛するペットを失ったことによるペットロス症候群に悩む飼い主は少なくありません。
ペット火葬はペットロスにならないようにするためにも、有効な方法のひとつといえます。
個別火葬であればペット火葬の際には人間と同じように遺骨拾いもできるので、希望する場合はあらかじめ火葬場のスタッフに遺骨拾いをしたいことを伝えておきましょう。

ペット火葬のデメリットも知ることが重要

最近はペットを家族の一員とみなす人たちも増えてきており、ペットが亡くなった際には専門の葬祭会社に依頼をしてペット火葬をしてもらうケースがみられるようになってきています。
大切なペットのために心からの供養をしたいといった飼い主の気持ちを形にしたものがペット火葬であるわけですが、デメリットがないわけでもありませんので、事前にしっかり把握しておくことが求められます。
ペット火葬は人間の火葬の場合と比べてまだ歴史が浅いため、依頼をしようとしている会社が果たして信用ができる会社かどうかがポイントです。
なかには法外な料金を請求しつつ、遺骨の扱いが粗雑などのトラブルもみられます。
また会社としての落ち度はそれほどなかったとしても、依頼者が選択したプランによってデメリットが発生することもあります。
たとえば費用が安いからと合同葬のプランを選択したところ、他のペットの遺骨と混じってしまい、個別のお墓に納骨することができないケースなどが考えられます。

トラブル例を参考にしてペット火葬の業者を選択しよう

ペット火葬は、優秀な業者に相談すると将来的にも安心して参拝することができるメリットが存在します。
しかし、トラブル例が存在しないわけではありません。
きちんとペット火葬に関連する問題点を意識して、優秀な業者を選択することが重要です。
例えば、最も大きな問題点としては遺骨に関連するものが挙げられます。
返却されなかったり、紛失する可能性がありますのでそういった管理体制がきちんと整っているかどうかを確認しなくてはいけません。
実際に、管理する場所が不十分な場合には霊園そのものがなくなってしまう可能性も否定できなくなります。
ペット火葬を行う場合は、一緒に霊園も存在するケースが多いですが。
ただ、その場所を管理することができなくなると参拝することが難しくなくなってしまいます。
優秀なペット火葬の業者では、遺骨の管理方法が徹底していますので人間の参拝と同じように、将来にわたってずっと通い続けることができるようになっています。

海外におけるペット火葬の事情や日本で行う際の注意点

ペットを家族の一員として扱う考え方は海外の方が強く、専門の葬儀会社や霊園も少なくありません。
一方でペット火葬の割合は日本と比較すると必ずしも多いとは言い切れないのも事実です。
ペット火葬があまり多くないのは宗教的な価値観が根底にあるためとされています。
キリスト教が根付いている地域では遺体を燃やすのは非礼な行いとされているため、亡骸はそのまま埋葬するのが普通です。
火葬を行う地域でも多くの場合、人間以外の動物には魂が無いと考えているので弔いは簡素な手順で行う傾向にあります。
日本でペット火葬が行われるようになったのは主に、自宅の敷地内で埋葬するのが困難なためです。
燃やしてお骨の状態になれば埋葬は難しくありませんが、費用は火葬業者によって異なります。
また、ペット火葬は業務の質に基準がないことから、稀に悪質な会社によるトラブルが起こる事実は否定できません。
愛するペットとの最後のお別れでトラブルに見舞われないためにも、火葬業者について入念に調べることが重要でしょう。

ペット火葬における最新のトレンド

ペットはいまでは単なる動物としてではなく、家族の一員とみる人たちが増えてきています。
大切なペットが亡くなってしまったときの悲しみもひとしおですが、せめて人間と同様に盛大な供養をしたいと願うのもまた自然なことといえます。
そこで近年ではペット火葬がブームとなっていますが、これにもやはり最新のトレンドが存在しています。
たとえばペット火葬といっても、葬儀の後に公営の火葬場や清掃センターなどに遺体を搬入するのではなく、民間の会社で専用の火葬施設を所有しており、厳粛な雰囲気のなかで尊厳をもった火葬ができるケースが増えてきています。
さらにワゴン車などを改良したペット火葬専用の車両を保有し、自宅などの任意の場所まで駆けつけてくれるサービスもあります。
また葬儀から火葬・納骨までをシームレスにひとつの会社で執り行うことができる場合もみられ、こうした会社ではセレモニーホールと火葬炉、霊園を一体的に管理しています。

著者:相馬亮

筆者プロフィール

兵庫県神戸市出身。
地元でペット火葬業者を運営。
最愛のペットとの突然のお別れで慌てないために、ペット火葬に関する記事を書いています。
ペット火葬を兵庫で